Tamanegiさんへの回答 その1
※引用範囲拡大 at Jan. 8th改めて言うのもアホらしい事なんだが・・・この「バーチャルウォーター」という概念の問題点は、地球上の水が蒸発と降雨というサイクルで循環しているという自然界の根本的な営為を、テンから無視しているという事だ。循環しているモノの、一つのポイントを通過する量を累積して・・・そんな数字に、一体何の意味がある?
コレを宣伝しているバカ共の多くは学者面して喋っているんだが、実際の所は科学とは全く縁の無い単なる詐術に過ぎない。要するに、人が吐き出した二酸化炭素で植物が光合成をして酸素を作り出しているというファクターを無視して、人の呼吸を一方的な「酸素の消費」と位置付けて、その前提で人の呼吸による酸素消費に警鐘を鳴らすというのと同レベルの、無法な戯言に過ぎんのね。
これに対して、私は「間抜けな自然科学批判 その3」において次のように指摘しました。
まず、「一つのポイントを通過する量」として「呼吸」を引き合いにだすのはいいが、上で述べたのと同様に「呼吸」という概念が植物による酸素放出と関係したファクターを含むわけがない。
そして、この指摘に対してTamanegiさんが「歪められた環境理論:バーチャルウォーター(回答編)」において次のような反応をしたわけです。
ここは正直理解できなかった。
生物の呼吸(動物と植物それぞれ)において「「呼吸」という概念が植物による酸素放出と関係したファクターを含む」すなわち循環の概念を持つ、のは学校でも学ぶ当然の前提なはずなのだが……?
よって反論意図要確認、ということでスキップ。
私としては溜息をつきたくなるような反応なんだが・・・。
「呼吸」とは、糖などを酸化する過程で生命活動に必要なエネルギーを取り出す代謝活動を表す概念である。好気呼吸においては、この代謝活動で酸素が消費され、また二酸化炭素が発生する。だから、この概念を数値化して定量するときは、酸素消費量ないし二酸化炭素発生量で表すのが通常である。
で、「植物による酸素放出」というのは、つまり「光合成」のことだ。zombiepart6さんも書いているよね。「光合成」は光エネルギーによって水を分解した際に発生する化学エネルギーを利用して二酸化炭素を炭水化物(糖など)に固定する代謝活動を表す概念だ。水を分解する過程で酸素が発生する。
当然、呼吸と光合成は別の代謝活動であり、呼吸という概念が光合成という概念を含むわけがない。
そして、酸素や二酸化炭素の「循環」は「呼吸」や「光合成」を含む様々なガス交換現象、その他の物理現象の組み合わせによって表現される概念だ。「循環」という概念は「呼吸」や「光合成」という概念を使って説明されることはあっても、逆に「呼吸」という概念が「循環」という概念を含むということはない。Tamanegiさんは概念の主従関係が頭の中で混乱しているのか、上記黄色文字で示した箇所はまるで意味不明。こんな人は珍しいと思う。
>よって反論意図要確認、ということでスキップ。
再度言っておきますが、私は「反論」などしていない。なぜなら、本件についてzombiepart6さんとTamanegiさんは論理など使用していないから。根拠や論拠として使おうとしているらしき箇所において多くの誤謬が発見されたから指摘しているということ。
そういえば、zombiepart6さんがTamanegiさんに「丸投げ」する際に、こんなこと言っていたね。
http://blogs.yahoo.co.jp/zombiepart6/42698754.html#43238442
「論点違いには付き合わない」という事にだけは留意しておいて下さい。ご健闘を祈ります。
Tamanegiさんはこのアドバイスに留意しているのかどうか知らんけど、「枝葉末節」とか言ってたよね(笑)論点における正しさに影響しないなら、どんな誤情報も許されるわけではないことくらいは、さすがに理解しているよね、社会人として。
しかし、最近の対応をみると、理解しているか怪しいんだよね。
「Tamengeiさんの返答」と「報告」にも書いたけど、取水した水の再利用率は90%以上であるという情報が誤りであることは認めたものの、論点には影響しないと言い張ってこんな返答をしている。まいったね・・
http://black.ap.teacup.com/tamanegi/92.html
きみは なにを いっているんだ
だいたい、1/10になったとしても「水資源を巡るアンバランスや奪い合いの解決」のための「VW概念活用」をしているアラン教授の着眼点の良さは揺るがない。
同じ概念を「大量輸入国=日本よ、もっと負担すべし」へと持って行っている沖教授についても、その換算数値が1/10になったとて危険性にいささかも揺るぎはない。
AさんがBさんに借金をしているという話題において、派生的に金額や借金の理由について言及したとしよう。そこで間違った情報を他人に流してしまったときに、借金をしていることには変わりないということで誤情報については責任を負わないということはないでしょう。別の案件において、重大な影響を及ぼすかもしれないからだ。
主題に影響するかどうかと、社会への悪影響が一致しているわけでもない。真摯に対応して欲しいものである。ちなみに、彼らが論点といっている部分も実は間違っているのだが、続きは別エントリで。
comment
No title
このTamanegiさんは、「循環」をどう捉えておられるのでしょうか?
ごく簡潔に表現すれば、「物質は循環するものだ、だから、各バッファーの量なんて見ても仕方がない」と言うことなのでしょうか?
であるなら、例えば「人は死んで循環するのだから、何も人について研究する必要はない」と言っているようなものですね。その量(フラックスもバッファーも)をよりよく理解していく、という研究が求められている訳で、何を言っているのか?と、不思議です。
綾波さん
「人は循環の概念を含む」といってみたり
「特定の人の性質や関係性だけを問題にするのは循環を無視している」
という感じなのかな・・?
おそくら、Tamanegiさんは水の循環に関して正しく理解していないですよ。
バーチャルウォーターに関連して、農業用水の反復利用について彼が次のようなことをいっていました。
その「通過」した量の90%以上は、自然界の循環サイクルに基づいて再び同じように農業国等の生産に「使用」される。
それは誤った情報であるとの指摘に対して、返ってきたコメントがこれ
「90%以上」が誤りではないと認識しているからです。もし再通過率が90%未満であるとすると、ここ50年の農業用水総使用量(だいたい6〜7万キロ立方)から10%ずつ循環欠損するだけで、極地を除いた地球上の利用可能淡水(1万キロ立方ちょい)のうち3/4が枯渇・欠損してしまったことになるからです。実際は(地下水問題や誤った治水問題等こそあれ)そのような急激な欠損・枯渇は起きていないので、実際の欠損率は10%にはるか満たないと推定できます。
http://stachyose.blog31.fc2.com/blog-entry-16.html#comment175
私がさらに指摘して
http://stachyose.blog31.fc2.com/blog-entry-16.html#comment179
やっと誤りを認めたのですが・・・・
http://black.ap.teacup.com/tamanegi/92.html
「それは理解している」←理解していないから「循環欠損」とかいうわけわからん単語を造るわけでしょ
その「流域外に出た」水が下流でさらに別の水利として活用される、その頻度が日本の農業は(広い平野が少ない島国かつ河川が多い、という地勢的な要因により)他の国より高いということである。繰り返しになるが念のため。
やはり解っていなかったということが判明。「流域外に出た」のに下流で使われるらしい・・コーヒー飲みながら読んでいなくてよかったよ。「流域」という概念が解っていないのでしょうね。
それを批判した時のコメント応答もすごいです。久しぶりに大物が釣れたかんじ。
No title
「そもそも物質は循環するものですから考えるのは無駄」
もしくは「だいたいこんな感じでしょ」では答えにはならないですよね。
何か数字を言うなら、その根拠が厳しく問われる学術界と、適当に「9割」と言っていればそれですむ世界では、何かが違います。
適当に言う人は、その点、誰かさんのように詭弁で誤魔化しますからね。議論のできる相手と思わない方が良いでは?そう思って無くて、認識した上で相手にしているのかも知れませんが。
トンデモ論の相手を楽しんでるでしょ?(笑)
綾波さん
当の本人は詭弁だと自覚していないし、ましてや誤魔化している意識もないでしょう。だから議論が成立しない。ゴールはないくらいの覚悟でやっているのですが、彼のまき散らした嘘の被害を少しでも軽減するという目的で進めていこうかと思います。
自らが論点とする部分に影響がなければ、過ちは許されると言わんばかりの暴言、トンデモ論ではなく単なるトンデモですわ。
件の話では、農業用水の反復利用について考えるなら食糧輸出国のそれを考えるべきところを、彼は日本の事情ばかりを前面にだしてくる。わざとなのか、気が付いていないのか、ちょっと不思議。
No title
自覚症状が無いのであれば、ご当人に、下記ページを紹介してあげるとか?これはなかなかわかりやすくまとめられています。
http://ronri2.web.fc2.com/kiben.html
…悪用しかねんけど(苦笑)
>彼のまき散らした嘘の被害を少しでも軽減するという目的で進めていこうかと思います。
大変ですね。なんというか、詭弁を使って憚らない人を相手にするほど、骨の折れることはありません。
>彼は日本の事情ばかりを前面にだしてくる。
「温暖化しても日本にはいいことがある」と、日本(さらにそのメリット)のみを強調する、某氏の手法と似てますね〜。そういう方々は、似たような論法になるのでしょう。


